ブンブンジャー 24話 感想 (ネタバレあり)
えっ.....コレ.....好き......オレ.....こういう回のためにみてるまである.......
幼少期の思い出に浸らせて、戦意をなくさせる攻撃をしてくるクルマジュウの攻撃を身代わり的に受けてしまい、バイオレットとレッドは思い出バースへ...
バイオレットは意志が強いのか、早々に離脱して戦線復帰したのだが、レッドは学童の先生になかなか思い入れがあったようで、抜け出すのにややかかってしまい...という
そういえば、冒頭で先生が何かを言ってるけど無音になっているというフックがあって、果たしてそこで何を言っていたのかっていうのが物語的な推進力だったりした
....で、それが実際に何だったかというと「自分と違う色を持った人が近くにいると、世界はカラフルで、もっともっと面白くなるよ」で......こんなん号泣メーンやろがい.......嗚咽だわい......
童謡(実は知らなくて、妻にこれは既存曲だよ、と教えてもらった)のにじって曲とのかみ合わせも抜群で、ちょっと何かあった風なところに、虹が空にかかっていい天気だし、気分もはれて〜っていうのが、おそらく思い出の先生を亡くしているのであろうレッドの心情と重なるところがあり そして....なんといっても虹のカラフルさというのはそれぞれメンバーカラーを持っている戦隊の面々とかかっているとおもっていて、メタ的に戦隊ってのはパーソナリティはバラバラだけど、目的を持って集まった人々が力を合わせて戦うっていうテーマと非常に合致した内容で.....たまんねえぜ
あとは、ややお約束的にそれぞれメンバーカラーがあることになってるけど、物語的にこの先生がレッドに声をかけていなかったら、もしかしたら黒ずくめ5人(6人)組だったかもしれないわけで、先生の遺志を受け継いでブンブンジャーを結成していたんだな....ってあたりもたまんねえぜ
現実世界側で歌を唄ってレッドを起こさんとする、ってあたりも本当にイイ
自分は妻とはかなり性格が真逆なんだけど(魔法つかいプリキュア!のオープニングさながらに)、だからこそ相互補完できると信じているし、家庭以外の場所でも自分の属性と似た人たちと集うよりは、違う人と交わる方が心地よいと感じる もちろん、根本的には気が合うってとこがあるからこそ関係を継続できているってわけではあるのだが....
実際世界を見渡すと、そんなの頭お花畑やろって言われそうなことがずっと続いてるけど、オレはやっぱりどうにかして分かりあえる日がこないだろうか、って祈ってるよ